2023/10/26 16:43
SILVER925 動物足跡モチーフチャームパーツ「干支乃足跡」、セミオーダー開始しています。
今回のセミオーダーのテーマは干支で、モチーフは動物の足跡です。
それぞれの十二支動物を、足跡で表現しました。
リング、ペンダント、ピアス、タックピンなどに加工できます。
前々から干支ものを作りたいとは思ってました。
干支だと、自分用にはもちろん、プレゼントでも、老若男女問わないので、使い勝手がいいのです。
身内へのプレゼントに、当人の干支モチーフで一点物を作ったこともあります。
ただ、通っている教室の講師であるベテラン職人さんから、十二支動物は動物の種類が幅広くて、かっこよさや可愛らしさでのテイストの統一感が難しい、とは常々聞いてました。
特に男性向けには、あまりにもファンシーになると敬遠される方も出てきやすいでしょうから。
なので、全身よりも、体の一部を使う方が統一感をつけやすいのではと、色々考えていたのです。
耳とか尻尾とか。
そんな過程を経た、足跡モチーフです。
足跡だと、全身に比べて統一感が出しやすいです。
そして足跡だと、動物そのものではなく動物の残した跡ということで、客観的な視点が出るので、かわいらしさはありますが、甘くなりすぎないのではと。
足跡が似ている動物も、種類が違えば特徴の違いが出てきますので、そこを強調して作り分けるのも面白いかと。
ただ問題は、十二支には「足がない」や「現実に存在しない」ために足跡がない動物も混じっている点です。
まあ蛇は、足がないとは言っても実際に地面を這いますから、這った跡ということで広い意味での足跡を考えることができます。
というわけで、造形に一番困ったのはやはり龍ですね。
特に東洋の龍は神獣で、だいたい空を飛んでることが多いので、そもそも地面に足をつける設定があるかどうかも不明です。
置物の龍でも、足を地面につけてるように見えて、その着地で体重支えるの無理だよな、ドラ◯もん方式で紙1枚浮いてる?という作りだったりします。
それと、龍の指の数は色々とお作法がありまして、何本指にするかで色々うるさかったりします。
なので、足跡そのものではなく、爪の引っ掻き傷にしてみました。
これだと、指の数を気にしないで済むのと、他の動物との大きさの違いが強調できるのではと。
そして、十二支に動物を当てはめる文化は、さまざまな国にありますが、国によって当てはめに違いがあります。
それぞれの国でより身近な動物が採用されていたりします。
そこも興味深いので、日本以外の十二支動物で特に特徴があるものを追加してみよう、と思いつきました。
今回採用したのは、アラビアの辰のワニと、東南アジアの卯の猫です。
アラビアのワニって、現在の生息域は紅海を挟んでますけど、ナイルワニなんですかね?
日本の十二支動物を決める昔話ではネズミに騙されて入れなかった猫ですが、東南アジアの昔話だとどんなお話になってるんでしょうかね?
色々と興味は尽きません。
どうぞよろしくお願いいたします。